(x−4)(x+4)1=x−4A+x+4B の両辺に (x−4)(x+4) を掛けると 1=A(x+4)+B(x−4) です。x=4 を代入すると A=81、x=−4 を代入すると B=−81 が出ます。
分けた後は1つずつ積分します。
∫(x−31−x+21)dx=log∣x−3∣−log∣x+2∣+C
∫x−a1dx=log∣x−a∣+C を使うので、絶対値を付けるのを忘れないようにします。
例題
-
01積分すると?∫(x−31−x+21)dx答え閉じる
答えloge∣x−3∣−loge∣x+2∣+C
解き方
- どちらも x1 の形なので log になる。引き算はそのまま引き算
- ∫(x−31−x+21)dx=loge∣x−3∣−loge∣x+2∣+C
- 差を和にしない。和にすると別の関数になる
-
02A は?(x−4)(x+4)1=x−4A+x+4B答え閉じる
答え81
解き方
- 両辺に x−4 を掛けると、左は x+41 になる。そこに x=4 を入れる
- 4+41=81
- B も同じやり方。x=−4 を入れるので符号が逆になる
-
03□ に入るのは?(x−4)(x+1)2=x−4A+□B答え閉じる
答えx+1
解き方
- バラした先の分母は、因数分解した形の因数をそのまま1つずつ使う
- (x−4)(x+1) の因数は x−4 と x+1。符号も指数も変えない
-
04積分すると?∫(x−21−x+41)dx答え閉じる
答えloge∣x−2∣−loge∣x+4∣+C
解き方
- どちらも x1 の形なので log になる。引き算はそのまま引き算
- ∫(x−21−x+41)dx=loge∣x−2∣−loge∣x+4∣+C
- 差を和にしない。和にすると別の関数になる
-
05積分すると?∫(x−41−x+21)dx答え閉じる
答えloge∣x−4∣−loge∣x+2∣+C
解き方
- どちらも x1 の形なので log になる。引き算はそのまま引き算
- ∫(x−41−x+21)dx=loge∣x−4∣−loge∣x+2∣+C
- 差を和にしない。和にすると別の関数になる
-
06A は?(x−1)(x+1)1=x−1A+x+1B答え閉じる
答え21
解き方
- 両辺に x−1 を掛けると、左は x+11 になる。そこに x=1 を入れる
- 1+11=21
- B も同じやり方。x=−1 を入れるので符号が逆になる
よくある質問
Q1A、B を早く出すには?答え閉じる
A両辺に分母を掛けた式に、分母が 0 になる
x を代入します。
1=A(x+4)+B(x−4) なら
x=4 で
B の項が消えて
A だけが残ります。係数を比べる方法でも同じ答えになります。
Q2分子の次数が分母以上のときは?答え閉じる
A先に割り算をして、多項式と、分子の次数が分母より小さい分数に分けます。部分分数に分けるのはその後です。