f′(x)=0 となる x の前後で f′(x) の符号が + から − に変われば極大、− から + に変われば極小です。極値は元の関数に代入して求めます。たとえば y=x3−12x は y′=3x2−12=3(x+2)(x−2) なので、x=−2 で極大値 16、x=2 で極小値 −16 をとります。
x を限りなく大きくしたときの y は、x3 の係数で決まります。係数が正なら y は限りなく大きくなり、負なら限りなく小さくなります。
f′(x) の符号が変わらなければ極値はありません。f′(x)=3x2+4 はつねに正なので、f(x) は増加し続け、極値を持ちません。
例題
-
01f′(x) が下のどれなら、f(x) は極値を持たない?A3x2−3xB3x2−1C3x2−3D3x2+4答え閉じる
答え3x2+4
解き方
- 3x2≥0
- 正の定数を足すので
- 3x2+4≥4>0
-
02この3次関数は x=-2 で極大値をとる。その極大値は?y=x3−12x答え閉じる
解き方
- (−2)3−12⋅(−2)=−8+24=16
-
03この3次関数は x=3 で極小値をとる。その極小値は?y=x3−27x答え閉じる
答え−54
解き方
- (3)3−27⋅3=27−81=−54
-
04この3次関数のグラフで、x を限りなく大きくすると y は?y=−x3+6x答え閉じる
答え限りなく小さくなる
解き方
- x→∞limx3=∞x→∞lim(−x3)=−∞
-
05この3次関数のグラフで、x を限りなく大きくすると y は?y=x3−6x答え閉じる
答え限りなく大きくなる
解き方
- x→∞limx3=∞
-
06この3次関数のグラフで、x を限りなく大きくすると y は?y=−x3+9x答え閉じる
答え限りなく小さくなる
解き方
- x→∞limx3=∞x→∞lim(−x3)=−∞
よくある質問
Q1f′(x)=0 となる点があれば極値を持つ?答え閉じる
A持つとは限りません。
f(x)=x3 は
f′(0)=0 ですが、
f′(x)=3x2≥0 で符号が変わらないので極値はありません。3次関数が極値を持つのは、2次式
f′(x) の判別式が正で、
f′(x)=0 が異なる2つの実数解を持つときです。
Q2y=−x3+6x で x を大きくすると y は?答え閉じる
A限りなく小さくなります。
−x3+6x=x3(−1+x26) と変形すると、かっこの中は
−1 に近づくので、
y は負の側に限りなく大きな値をとっていきます。