無限級数の和は、部分和 Sn の n→∞ の極限です。等比数列なら Sn=1−ra(1−rn) (r=1) で、∣r∣<1 のとき rn→0 なので次が成り立ちます。
a+ar+ar2+⋯=1−ra(∣r∣<1)
公比は 2 項目を 1 項目で割って求めます。3+1+31+⋯ なら r=31 で、和は 1−313=29 です。
例題
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01この級数の公比は?1+21+41+⋯答え閉じる
答え21
解き方
- となりどうしの比を見る
- 121=212141=21
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02この無限等比級数の和は?a=6,r=31答え閉じる
解き方
- 1−31=32
- 初項をこれで割る
- 326=9
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03公比は 31 である。この無限等比級数の和は?3+1+31+⋯答え閉じる
答え29
解き方
- 1−31=32
- 初項をこれで割る
- 323=29
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04無限等比級数が収束するのはどれ?A公比 1B公比 −34C公比 34D公比 31答え閉じる
解き方
- 公比を何回も掛けるとどうなるか
- (31)3=271
- 一方
- (34)3=2764
- 大きくなる方は足し続けると発散する
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05無限等比級数の和の公式。□ に入るのは?1−□a答え閉じる
答え公比r
解き方
- S=a+ar+ar2+⋯
- 両辺に r を掛けて引くと、右辺は a だけ残る
- (1−r)S=a⇒S=1−ra
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06この無限等比級数の和は?a=3,r=41答え閉じる
解き方
- 1−41=43
- 初項をこれで割る
- 433=4
よくある質問
Q1∣r∣≥1 のときはどうなる?答え閉じる
Aa=0 なら収束しません(発散します)。たとえば
r=−1 では部分和が
a, 0, a, 0, … と振動し、極限がありません。なお
a=0 ならどの
r でも和は
0 です。
Q2公比を見間違えないコツは?答え閉じる
A隣り合う 2 項の比を計算します。
1+21+41+⋯ なら
21÷1=21 です。項どうしの差ではなく比を見ます。