y=xx (x>0) は底にも指数にも x があるので、(xn)′ の公式も (ax)′ の公式もそのままでは使えません。そこで両辺の対数をとります(例題の loge は自然対数 log のことです)。
logy=xlogx → yy′=logx+1 → y′=xx(logx+1)
左辺 logy は合成関数の微分で yy′ になります。最後に両辺に y を掛け、y を元の式に戻します。
例題
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01y' は?yy′=logex+1答え閉じる
答えy(logex+1)
解き方
- 両辺に y を掛けるだけ
- y は元の関数そのもの。最後は y=xx のように書き戻す
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02底にも指数にも x が入っていて、公式がそのまま使えないのはどれ?Ay=exBy=2xCy=x2Dy=xx答え閉じる
答えy=xx
解き方
- y=xx だけ。底が x、指数も x なので、べき則 (xn) も指数関数 (ax) も当たらない
- ex や 2x は底が定数なので指数関数の公式で済む。x2 は指数が定数なのでべき則で済む
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03正の値をとる関数 y=f(x) の両辺の対数をとって微分した。□ は?(logey)′=□答え閉じる
答えyy′
解き方
- logey は y を通した合成関数。外側 log の微分が y1、内側 y の微分が y′
- 掛け合わせて yy′。y が x の関数だから y′ が出る
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04右辺を微分すると?logey=xlogex答え閉じる
答えlogex+1
解き方
- 積の微分。x の微分が 1、logex の微分が x1
- 1⋅logex+x⋅x1=logex+1
- 後ろの項で x が約分されて 1 になる。これが +1 の正体
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05両辺の対数をとると logey は?y=x3x答え閉じる
答え3xlogex
解き方
- 累乗の肩は log の前に降りる。logex3x=3xlogex
- 足し算にしないこと。x3x は x を 3x 個掛けたものなので、log は 3x 倍になる
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06両辺の対数をとると logey は?y=xx答え閉じる
答えxlogex
解き方
- 累乗の肩は log の前に降りる。logexx=xlogex
- 足し算にしないこと。xx は x を x 個掛けたものなので、log は x 倍になる
よくある質問
Q1対数をとるとき何に気をつける?答え閉じる
A真数が正であることです。
y=xx は
x>0 で考えるので
y>0 で、そのまま
logy をとれます。負の値もとりうる関数では
log∣y∣ をとります。
Q2yy′=logx+1 で終わりにしていい?答え閉じる
Aまだ途中です。両辺に
y を掛けて
y′=y(logx+1) とし、
y=xx を代入して
y′=xx(logx+1) まで書きます。