f(x) が閉区間 [a, b] で連続、開区間 (a, b) で微分可能なら、次を満たす c が存在します。
b−af(b)−f(a)=f′(c)(a<c<b)
左辺は 2 点を結ぶ直線の傾き(平均変化率)、右辺は x=c での接線の傾きです。f(x)=x2 の [1, 3] なら平均変化率は 3−19−1=4 で、f′(c)=2c=4 から c=2 です。
例題
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01この区間での平均変化率は?f(x)=x2,[1, 3]答え閉じる
解き方
- 両端の高さの差を、区間の幅で割る
- 3−19−1=4
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02□ に入るのは?f′(c)=□f(b)−f(a)答え閉じる
答えb−a
解き方
- 平均変化率は 高さの差 ÷ 区間の幅
- b−af(b)−f(a)
- a−b にすると幅が負になり、傾きの符号が逆になる
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03この c は?f(x)=x2,f′(c)=8答え閉じる
解き方
- f(x)=x2 を微分すると 2x。x=c を入れて等号で結ぶ
- 2c=8⇒c=4
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04平均値の定理より、この c が存在する。c が満たす式は?b−af(b)−f(a)=5,a<c<b答え閉じる
答えf′(c)=5
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05この区間での平均変化率は?f(x)=x2,[2, 5]答え閉じる
解き方
- 両端の高さの差を、区間の幅で割る
- 5−225−4=7
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06平均値の定理が使えないのはどれ?Af(x)=x1 の区間 [1, 2]Bf(x)=tanx の区間 [0, π]Cf(x)=x3 の区間 [−1, 1]Df(x)=2x の区間 [0, 5]答え閉じる
答えf(x)=tanx の区間 [0, π]
解き方
- 区間の中で切れているか、折れているかを見る
- tanx は x=2π で切れる。区間 [0, π] はそこをまたぐ
- 式の形では決まらない。同じ x1 でも [1, 2] なら使える
よくある質問
Q1f(x)=x2 のとき c はどこになる?答え閉じる
A平均変化率は
b−ab2−a2=a+b で、
f′(c)=2c なので
c=2a+b、つまり区間の真ん中です。2 次関数ならいつもこうなります。
Q2定理が使えないのはどんなとき?答え閉じる
A区間の途中で連続でない、または微分できない点があるときです。
tanx は
x=2π で定義されないので、
[0, π] では使えません。